犬や猫を家族に迎えるにあたって

1.
一緒に暮らす家族全員で、協力し合って、犬や猫を迎えられますか?
同居していない家族にも、ペットを迎え入れることをお知らせしていますか?
高齢の親族の癒し相手、子供さんへの遊び相手、一人暮らしの寂しさを補うパートナーとして、
中途半端な飼育になりやすかったり、飼育放棄につながりやすい状況で、安易にペットを迎える人が増え、とても困った状況になったり、動物たちが悲しい思いをする出来事が日々起こっています。
飼い主になにかあった場合に、ペット動物の命を託せる親族や仲間を、見つけておきましょう。
平生からの、人と人とのコミュニケーションも、とても大切なことと、思ってください。
2.
犬猫などのペット動物も、
●病気になります。
●心でいろいろな事を感じています。
●成長し、老いていき、やがて寿命を全うします。
日々、彼らの状況を観察し、それぞれの動物の特性を勉強しながら、心で寄り添うあり方を忘れないでください。
病気になれば、病院にも連れていき、かかりつけの獣医さんと、普段からいろいろ相談できるようにしておきましょう。
人間同様、重篤な病気や高齢になれば、介護も必要になります。
お互いがなるべくストレスにならない方法を、模索していきましょう。
3.
室内環境を整えていくことで、
飼い主にとっても、動物にとっても、暮らしやすい、楽しい時間と空間を作り出すことができます♪
●環境は常に清潔に保ち、動物がどこにいるか分かるように片付いた状態をつくる。
●面倒くさいはNG⚠
●時間的なルーティンを好む特性を活かしてあげる
●人の生活体系との調和を考えて工夫していく
猫は必ず、犬も基本的には室内飼育を(お散歩はしっかりしたうえでの)お願いしています。
暑さや寒さ、虫の攻撃からも守れます。
※室内であっても、温度管理は重要
交通事故や野生動物による捕食、病気の感染、迷子にさせてしまったり、聴くに堪えない虐待に合わせてしまったり、、 お外には危険がいっぱいです。
4.
不妊去勢をお願いします。
持病があり、手術ができないなどの、やむ負えない事情のない場合、
まず、あなたの飼い犬飼い猫から、不妊去勢手術を行っていきましょう。
病気でもないのに、元気な体にメスを入れるのは可哀そう。。、そんな言葉をよく耳にします。 しかし、
手術をすることにより、精神的な安定を得られ、生殖器系の病気の危険を大幅に減らすことをご存知でしょうか?
なにより、年間広島県だけでも、1000頭近い子犬や子猫が繁殖し、命を落としていることをご存知でしょうか?
その 悲しい繁殖を手助けしている理由は主に、以下の三つ。
►無責任なエサやり行為により、どんどん繁殖している野良犬猫。
►家の中で飼っていても、手術をしていないために、倍増しで繁殖し、地獄のような飼育崩壊現場に身を置く犬猫。
►飼い犬や飼い猫が、不妊去勢をしていない状況で、ふらりと外に出てしまい、野良の犬猫との間に子犬子猫を繁殖させてしまうことも。
広島県動物愛護センター指導の
『動物は正しく飼いましょう!』
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/apc/contents-kaikata.html
こちらもぜひ、参考にしましょう
命を預かる=面倒くさいは厳禁